ホール見学とピアノ試弾!
こんばんは!最近スプラトゥーン2にハマっている中の人です <コ:彡
灼熱の関西、外を歩くのもイヤになりますね_(:3 」∠)_ {アツサデトケソウダヨ…
さて、本日は会場となる神戸芸術センターの見学に指揮者の松永さん、コンミスの久津那さん、ピアノソリストの市川さん、ゲストにとある方と中の人の5人で行って参りました!
会場となる神戸芸術センター。3つの音楽ホールと1つの芸術劇場の他、スタジオや工房、ギャラリー、会議室を備える。高層階はレジデンス(高級マンション)になっている。
エントランスへのアプローチ。大理石、紅い絨毯による重厚感、格調高さと採光による開放感がマッチした空間。
ホールの広さに戸惑い気味?
このホールの最大の特徴は、普段なかなかお目に掛かれないピアノが5台も置いている事。しかもピアノのスタンダードと言われるスタインウェイ、ヤマハがないというのも特筆すべき事で、今回の試弾はメモ・フローラの実際の音が出るという点においても、ソリスト含め非常に楽しみでありました。
かなり短いものの、ベーゼンドルファー インペリアル、ベヒシュタイン、ブリュートナー、プレイエル、ザウターの5台の音色と打鍵感覚を確かめるように、ソリストがフレーズを試弾する様子は贅沢な一時でした。映像や音声を上げられないのが残念ですが、せめて写真でソリストや指揮者の気合いの入り方をお届けできればと思います。
ザウターを試弾中の市川さん。明るく軽やかな一方、カッチリした響きと立ち上がりは如何にもドイツらしい。
プレイエルを試弾中の市川さんと鳴らされる音を吟味する松永さん。ショパンも愛したというキャッチフレーズや、フランスのピアノという印象を覆すような重厚なタッチと音色感。
思わず自らも鳴らしてみる松永さん。
こちらはブリュートナー。滑らかな音の繋がり、和音を押さえた時の芳醇でふくよかな音は圧巻。 4本の弦を張っている(通常は3本らしい)というのは知りませんでした。
ベヒシュタインを試弾中の市川さん。(周りが白いのはピアノ庫のため)
透明感があり、繊細かつ清廉な音色と高音部の煌めき、肌理の細かさが印象的。
試弾を見守るホールスタッフさん、久津那さん、松永さん。これが本命?
ベーゼンドルファーを試弾中。低音部に鍵盤(奥の黒い部分)を追加したインペリアルは中低音の圧倒的なパワーと暖かさを持ちながら、ベルベットのような質感。
こうして立ち会ってみると、当然ではありますがピアノのメーカーによって全く音色の思想や方向性が違っていて、贅沢でありながら非常に面白く興味深い時間でした。
無事に試弾と選定が終わったところで本番用の譜面台や椅子に座ってみたり、楽屋を見学したりしましたが、やはり本番のホールを目の当たりにすると気合が入りますね。
ピアノの珍しさを含め(何になったかは会場にてお楽しみ!)、世界にひとつだけのメモ・フローラになる事は間違いないでしょう。来年の本番が楽しみです。
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